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アーバンコーポレイションに学ぶ
今週号のオール投資に、8月に倒産したアーバンコーポレイションの記事が掲載されています。この記事は、損益計算書では一見非常に優良企業に見えるアーバンコーポレイションについて、キャッシュフロー計算書を元に分析した資料です。

アーバンが稼ぐことができるお金と、棚卸資産(在庫)の額から、その企業の投資が過大投資になっていないか判断するということで、アーバンの場合は、約631億円の稼ぎ(利益+減価償却費)に対し、棚卸資産の増加額は約1,380億円にもなっていて、それを、1,025億円の長期借入金の返済をしながら約310億円の短期借入金と約1,436億円の長期借入金で補っていたというのですから、金融庁の指導があろうがなかろうが、銀行融資が止まれば、黒字倒産は目に見えていたということになります。

そこで、この基準で、私が保有している不動産2社について、同様の方法で分析してみました。

A社 稼ぎ(利益+減価償却費)約66億円、棚卸資産増加額約189億円、借入金(短期借金+長期借入金−返済)約228億円。

B社 稼ぎ(利益+減価償却費)約63億円、棚卸資産増加額約30億円、借入金(短期借金+長期借入金−返済)約147億円。

A社は、絶対額こそ違いますが、稼ぎの約3倍の棚卸し資産の増加が見られ、いわばアーバンと変わらない状況にあります。一方、B社は20年3月期だけみるとそれほどひどくは見えませんが、横に並んでいる19年3月期の棚卸し資産増加額が高水準で、それがさらに増加している点が問題といえます。ということで、この観点からは、どちらも買ってはならない企業ということになるのだと思います。

棚卸し資産が増加しているから必ず悪だということはないのかもしれませんが、今の不動産市況を考えますと、銀行融資がつかなくなるリスクを考えますと、在庫の増加は命取りなのかもしれません。

ちなみに、完成在庫が少ないことをアピールしているあるマンションデベロッパーC社についても見てみました。
C社 稼ぎ(利益+減価償却費)約58億円、棚卸資産増加額約53億円、借入金(短期借金+長期借入金−返済)約47億円。

この会社の場合は、稼ぎの身の丈にあった投資をしているということになるようです。自己資本比率も48%と比較的高く、黒字倒産の可能性は、前2社と比べるとかなり低いかもしれません。
カテゴリ:株式投資 | 23:59 | comments(0) | -
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